こちらの情報は関西学院大学が提供している「2025年度一般選抜入学試験要項」と「2025年度入試 関西学院大学が指定する英語資格・検定試験のスコアについて」を参考にしています。
関西学院大学の一般入試では共通テスト利用入試で英語資格が活用できますよ。
使える英語資格
関西学院大学の一般入試では、以下の英語資格を利用することができます。各試験運用期間が定める有効期限内であれば取得時期に制約がないのが特徴的ですね。
英語資格 | 利用可否 | 取得時期制約 | その他 |
---|---|---|---|
実用英語技能検定(英検) | 〇 | なし | |
GTEC | 〇 | なし | OFFICIAL SCORE CERTIFICATEに限る |
IELTS | 〇 | なし | |
TEAP | 〇 | なし | |
TEAP CBT | 〇 | なし | |
TOEFL iBT | 〇 | なし | |
TOEIC L&R / S&W | 〇 | なし | S&Wのスコアを2.5倍にして判定する |
ケンブリッジ英語検定 | 〇 | なし |
どう活用できる?
関西学院大学では、各英語資格でのCEFRレベルにより共通テスト利用入試で英語資格・検定試験利用方式の試験の「出願資格」を得ることができます。
英検とTEAPについて獲得できる出願資格の基準を詳しく見ていきましょう。
実用英語技能検定(英検)
認定される「出願資格」 | 英検のグレード・スコア条件 |
---|---|
CEFR B2レベル相当 | 準1級以上または、CSEスコア2300点以上(準1級以上受験に限る。1級受験の場合のスコア基準は2304点以上) |
CEFR B1レベル相当 | 2級以上または、CSEスコア1950点以上(準2級以上受験に限る。2級受験の場合のスコア基準は1980点以上) |
CEFR A2レベル相当 | 準2級以上または、CSEスコア1700点以上(準2級以上受験に限る。2級受験の場合のスコア基準は1728点以上) |
TEAP
認定される「出願資格」 | TEAPのグレード・スコア条件 | TEAP CBTのグレード・スコア条件 |
---|---|---|
CEFR B2レベル相当 | 309点以上 | 600点以上 |
CEFR B1レベル相当 | 225点以上 | 420点以上 |
CEFR A2レベル相当 | 135点以上 | 235点以上 |
使える試験方式と学部
すべての学部の共通テスト利用入試(1月出願)の3科目型もしくは3教科型の英語資格・検定試験利用方式での受験資格として利用可能です。しかし、すべての学部でCEFR B1レベル以上が求められます。
この方式は通常の共通テスト利用よりも英語の配点が高くなるので、共通テストの英語が高スコアの場合は有利になりますね。
対象学部 | 共テ利用(1月) 3科目型・3教科型の英語資格・検定試験利用方式 | 共テ利用(3月) |
---|---|---|
全学部 | 〇 CEFR B1レベル以上で出願可能 | × |
得点調整
関西学院大学の一般入試・全学部日程と学部別個別では、中央値補正方式による得点調整が行われます。しかし、英語資格が利用できる共通テスト利用方式では得点調整は行われていないようです。
まとめ
- 関西学院大学ではすべての学部の共通テスト利用入試で英語資格を出願資格として利用できる
- 英検2級以上で出願資格が得られるが、それ以上のグレード・スコアを保有していてもアドバンテージにはならない