こちらの情報は南山大学が提供している「南山大学入学試験要項 2025」と「南山大学 対象とする英語の資格・検定試験および基準スコア等」を参考にしています。
南山大学の一般入試では全学統一入試と共通テスト利用入試で英語資格が活用できますよ。
使える英語資格
南山大学の入試では、以下の英語資格を利用することができます。
英語資格 | 利用可否 | 取得時期制約 | その他 |
---|---|---|---|
実用英語技能検定(英検) | 〇 | 2023年1月以降受験分 (2次試験の受験日) | |
GTEC | 〇 | 2023年1月以降受験分 | CBTタイプ(4技能版)、検定版 |
IELTS | 〇 | 2023年1月以降受験分 | アカデミック・モジュールのみ |
TEAP | 〇 | 2023年1月以降受験分 (ただし出願期間最終日まで有効なものに限る) | 4技能。同一試験日のスコア合計点のみ有効 |
TEAP CBT | 〇 | 2023年1月以降受験分 (ただし出願期間最終日まで有効なものに限る) | |
TOEFL iBT | 〇 | 2023年1月以降受験分 | Home Edition不可 |
TOEIC L&R / S&W | × | ー | |
ケンブリッジ英語検定 | 〇 | 2023年1月以降受験分 | B1 Preliminary/B1 Preliminary for Schools 以上 |
どう活用できる?
南山大学では、英語資格ごとに定められたグレード・スコア基準により、英語試験の得点が満点に「得点換算」されます。しかも、入試当日の個別学力試験「外国語」の受験が免除される場合もあります。
使える試験方式と学部
英語資格は全学統一入試と共通テスト利用入試で活用できます。これらはすべての学部において利用可能です。
以下が基準スコアを満たすことで、「外国語」の得点が「満点換算」されます。換算基準は入試種別による異なりますが学部による基準の違いはありません。
英検よりも、TOEFL・IETLS・TEAPの活用範囲が広いのが特徴的です。全学統一入試の「個別学力試験型」では大学独自の「外国語」試験に対して英検が利用できないので、注意してくださいね。
入試種別 | 全学統一入試 「個別学力試験型」 「共通テスト併用型」 | 全学統一入試 「共通テスト併用型」 | 共通テスト利用入試 |
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満点換算される科目 | 個別学力試験「外国語」 | 共テ試験「外国語」 | |
TOEFL iBT | 総合92以上 各技能18以上 | 総合72以上 各技能15以上 | |
IELTS | 総合6.5以上 各技能5.5以上 | 総合5.5以上 | |
TEAP | 総合360以上 各技能60以上 | 総合309以上 各技能50以上 | |
TEAP CBT | ×(利用不可) | 総合600以上 各技能100以上 | |
GTEC | ×(利用不可) | 総合1180以上 各技能175以上 | |
ケンブリッジ | ×(利用不可) | 総合160以上 | |
英検 | ×(利用不可) | 受験級2級以上 総合2300以上 各技能460以上 |
南山大学の得点調整
南山大学の入試では全学統一入試の「地理歴史・数学」の選択科目に対しては得点調整が行われる可能性がありますが、「外国語」に対する得点調整は実施されません。
まとめ
- 南山大学ではすべての学部で英語資格が利用できる
- 英語資格のスコア基準により満点換算される
- 全学統一方式と共通テスト利用入試で利用できる
- 英検が使えないケースがあるので注意が必要